家庭での耐震対策
~ 迫りくる巨大地震に備えて ~
その1 地震による揺れの被害と家庭での対策
その2 耐震診断と、自治体による補助制度
その3 家具の転倒防止対策
その4 ガラスの飛散防止対策

その1 地震による揺れの被害と家庭での対策


 南海トラフを震源地とする巨大地震の被害想定

  南海トラフを震源地とする巨大地震が発生した時には、徳島県においても、大きな被害が想定されます。

 徳島県が、2013年7月に発表した被害想定(第一次)の概要です。(徳島県の公式サイトより)

  揺 れ 津 波 火 災 合 計
建物の全壊(棟) 60,900 42,300 12,300 116,400
死者数(人) 3,900 26,900 470 31,300
                                                      ※ 被害が最大となるケースでの推定値

 阪神大震災における被災者の死亡原因

  ・ 死者の約77%、4,000人以上が、木造家屋の倒壊により家屋の下敷きになって死亡しました。

  ・ 死者の10%、500人以上が、「室内家具の転倒による圧死」と推定する調査(山口大学・太田教授

   のグループ)も発表されました。

 家庭における耐震対策の必要性

    徳島県の発表した被害想定や過去の大震災の被害状況から、家屋の倒壊、家具の転倒防止対策

   の重要性が認識できます。また、揺れにより割れたガラスで怪我をされた事例も、多数報告されてい

   ます。

    家庭での耐震対策として、次の事項に取り組んでみましょう。

  ・ 家屋の耐震診断:簡単な耐震診断が、ウェブサイトで、公開されています。また、耐震診断や、耐震

   対策の工事を業者に依頼する時には、市町村等からの補助金が利用できる場合があります。

      耐震診断と、自治体による補助制度

  ・ 家具の転倒防止:簡単に取り付けれる転倒防止金具があります。もし、金具が取りつけれない場合

   には、配置を変えるだけでも対策になります。

      家具の転倒防止対策

  ・ ガラス飛散防止フィルムを貼ってみましょう。

      ガラスの飛散防止

 トップページへ   → ページトップへ   → 記事のトップへ


その2 耐震診断と、自治体による補助制度

 震度と建物の被害   ― 気象庁のホームページより ―

震度6弱 壁のタイル・窓ガラスがこわれたり、落ちたりする。 
家の瓦が落ちたり、家が傾いたりする。
震度6強 古い建物は、傾いたり、倒れるものが多くなる。
震度7 耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある。
耐震性の低い鉄筋コンクリート造りの建物では、倒れる物が多くなる。













 まずは耐震診断を受けましょう!!  ― 木造住宅耐震診断支援事業 ―

 対象は?
 
    ※ 自治体により異なります。詳細は、お住まいの市町村に問合せ下さい。
 「現在居住している住宅」又は「移住予定で改修後に居住する住宅」で次の条件を満たす住宅
 (併用住宅、共同住宅、長屋、賃貸住宅を含む)
・ 平成12年5月31日以前に着工された物件
・ 木造3階建てまで(在来軸組構法・伝統構法・枠組壁工法)
 耐震診断を受けるには?
・ お住まいの市町村に申し込む
・ 県に登録された耐震診断員が調査する
・ 耐震診断員が調査結果を報告書にまとめる。報告書は、第三者がチェック
・ 耐震診断員が調査結果を説明する
  ・ 診断結果に基づき、耐震改修や建て替えを!
  自己負担:3,000円  ※ 一部市町村では無料(お住まいの市町村にお問い合せ下さい)

























                      

 診断結果で、耐震対策を!!   ― 住替えや耐震工事の支援事業 ―

 住宅の住替え支援事業  古い木造住宅からの建替えや住替えを支援!
 住替え支援とは?  
  耐震性のない木造住宅からの建替えや住替えに伴う除却費用を補助
 対象要件は?   耐震診断結果 構造評点:0.7未満 が対象
  ・ 昭和56年5月31日以前着工で現在居住する住宅
  ・ 住宅の全てを除却する工事
  補助30万円 から  ※ 一部市町村で上乗せ補助あり(お住まいの市町村にお問い合せ下さい)
     















 木造住宅耐震改修支援事業  地震に強い住まいにして家族を守る!
 耐震改修工事とは?
  建物の基礎や壁の補強、劣化箇所の取替えなど本格的な改修を行う工事
 対象要件は?
評点0.7未満を評点1.0以上に改修する工事+高さ1.5m以上の家具を固定する工事
 補助60万円 から  ※ 一部市町村で上乗せ補助あり(お住まいの市町村にお問い合せ下さい
 所得税、固定資産税減税あり
     














 住まいの安全・安心なリフォーム支援事業
     あまり費用をかけずに命だけを守る部分的な耐震補強を!
 安全安心なリフォームとは?
  簡易な耐震化工事と併せて行うリフォームの費用について補助
 対象要件は?   ※ 移住のための空き家の耐震化・リフォームも対象
簡易な耐震化工事(①&②~④のうち1つ以上)
① 高さ1.5m以上の家具を固定する工事(必須)
② 評点1.0未満を、改修前の評点以上に  
   (持ち家は、0.7、貸家は1.0以上が必要)
③ 耐震シェルター又は耐震ベットの設置
④ 1部屋補強等の②、③に相当する工事
リフォーム
⑤ 省エネルギー化工事
   (太陽光発電・断熱改修など)
⑥ バリアーフリ化工事
  (手すり設置・段差解消など)
⑦ コンクリートブロック塀等の撤去
⑧ 下水道接続工事
※ 評点0.7以上に向上
 補助40万円 から  ※ 全市町村で上乗せ補助あり(お住まいの市町村にお問い合せ下さい
























 その他の支援(参考)
耐震改修促進税制
 所得税の特別控除
 評点1.0以上の耐震改修工事に要した
費用の10%相当額(上限25万円)を所得
税額から控除。 ※詳細は税務署にお問い合せ
 固定資産税の減税処置
   評点1.0以上の50万円を超える耐震改
修工事を行った住宅の翌年度分の固定資
産税が1/2に減額される制度
※詳細はお住まいの市町村の税務課にお問い合せ
           
とくしま耐震立替応援ローン
 応援ローンとは?
 耐震診断で、評点が1.0未満と判定された住宅の建替えや新築住宅の購入などを対象に、お得なローンで支援する制度
 対象金融機関は?
 お取引の銀行、信用金庫、労働金庫、
農業協同組合等
 ※詳細は各金融機関住宅ローン窓口にお問い合せ





















                  ※ 平成27年度版 徳島県作成 「木造住宅耐震改修補助制度のご案内」を参照しています。

 トップページへ   → ページトップへ    記事のトップへ